美容のコト、カラダのコト ファッションエディター・東原妙子さんと考える、30・40代女性のこれから

30・40代にかけてカラダに変化が訪れ、ひとごとではないと感じている方も多いはず。美容のコトからストレスケア、フェムテックまで、聞きたいけど聞けなかった「これから」のお悩みを、エディターとして活躍する東原妙子さんと一緒に考えます。

 

オンオフの切り替えは、お風呂とサウナで

フリーランスエディターという職業柄、自宅で仕事をすることが多い東原さん。オンオフの切り替え方法とは。

  「平日はもちろん、週末も大体仕事をしているので、寝る直前まで仕事のことを考えてしまって、なかなかリラックスできないのが悩み。オンオフの切り替えがすごく苦手なんです」 

そんな東原さん、唯一のリラックスタイムは「お風呂の時間」だという。

 「どんなに仕事が忙しくても、毎日必ず1時間は湯船に浸かるようにしています。お風呂からあがったら一旦仕事は終わり。切り替えるために、日曜の夜には温泉やサウナへ行くことも多いです」と、多忙な時間を過ごすからこそ、健康を保つために欠かさないルーティンも。 

「朝起きたらまず、水素水か青汁を飲むこと。1日のはじまりに飲むものは、特にこだわっています。無理に食事制限をすることはなくて、自炊をする際にオーガニックの野菜を取り寄せたり、家で食べるものは、なるべくカラダにいい食材を選ぶように心がけています」

 

目標は決めない

身の丈に合う仕事を、いつも全力で

- フリーランスのファッションエディターとして活躍するほか、アパレルブランドのディレクションやバイイングを手がけるなど、幅広い領域で活躍する東原さん。30・40代と年齢を重ね、この先のキャリアは、どう考えているのでしょうか。

「実は、今まで一度も『何かをやりたい』とか『何かになりたい』と思ったことがなくて。たまたま今の仕事に辿り着いたんです(笑)。編集の仕事は現場ごとに内容が全然違うので、長年飽きずに続けられています。」

流れに身を任せるスタイルとはいえ「いただいた仕事にはいつも100%の力で取り組んできたからこそ、今がある」と話す東原さん。20・30代の頃は、数日家に帰れないなんてこともザラなほどハードワークだったとか。 

「歳を重ねるごとに、仕事に対してのストレスは減って、心地よく仕事ができるようになりました。自分の向き不向きがわかるようになったり、人との繋がりができたり。ちょっとやそっとのことでは動じなくなったというのもありますね(笑)」 

今後のキャリアについては、今まで同様「目標は持っていない」とのこと。

「面倒くさがりなので、身の丈以上のことは求めない。そういった意味で目標がないんです。身の丈に合ったことを一生懸命やっていれば、仕事はついてくるはず。“エディター”というお仕事にこだわっているわけではないので、洋服を作ることもそうですし、任せていただけるのであれば色々な仕事をやってみたいですね」

 

悩みが尽きない「ヘアケア」事情

頭皮ケアはプロの手も借りて

- ここ数年、東原さんが大事にしていると話すのは年齢に合わせた「ヘアケア」。最近では「頭皮ケア」にも注目しているとのこと。 

「普段は、ヘアメイクさんにおすすめしてもらったクリームでしっかり保湿。40歳を過ぎてから、髪が弱くなったり、抜け毛が増えたり、クセが出てきたので、しっかりケアをするようになりました。毎月白髪染めをしているので、それだけでも髪の毛がすごく痛むんですよね」

「自宅では、電気バリブラシを使って頭皮マッサージ。自分でマメにお手入れするのが苦手なので、定期的にサロンへ通って頭皮の汚れを落としたり、マッサージしてもらっています。忙しい方やズボラな性格の方は、思い切ってプロにおまかせしてみてもいいかも」

 

気付かぬ「冷え」にも要注意

意識的に温めることが大事

30・40代女性にとって「冷え」は、深刻な悩みのひとつ。カラダにも悪影響を及ぼすことから、しっかり対策しておきたいもの。

 

「元々冷えを感じにくいこともあって、昔は全く気にしていなかったのですが、実は冷えているのだと気づいて、最近は意識的にカラダを温めるように」 

東原さんの言うように、自分では気付かぬうちにカラダが冷えていることも多いので要注意。

「夏でも靴下やインナーショーツを履いてカラダを温めています。シルク素材のインナーは、オールシーズン使えるし着心地がよいのでおすすめ」

 

ズボラな性格でも大丈夫

「吸水ショーツ」の快適さに驚き

- いつだって尽きない女性特有の「カラダの悩み」。それらを解決する、最新のテクノロジーやプロダクトにも注目。最近では「フェムテック」という言葉がポピュラーになりつつあるけれど、どう選び、どう取り入れるべきなのでしょうか。

東原さんが、実際に使ってみて良かったのは「吸水ショーツ」。でも、初めて使うときは、かなり抵抗があったそう。 

「最初は『これ大丈夫?』『モレない?』と、かなり不安でした(笑)。すごくズボラな性格なので、洗うのも面倒だし続かないかな……と思ったのですが、実際に使ってみると本当にラク。もちろん、商品にもよると思うのですが、お風呂で洗うだけでお手入れも簡単だし、パンティーライナーのように、何度も交換しなくていいので、仕事中もとっても快適なんです」

デザインのシンプルさも、東原さんにとって身近に感じるポイントだったとのこと。

「サニタリーアイテムって、フリフリした甘いデザインが多いイメージだったのですが、スタイリッシュでシンプルなデザインが増えてきて嬉しい。いくつか色違いを買って、生理中やおりものが多い日に愛用しています」

また、最近では周りの女性と「フェムテック」や「カラダのお悩み」について、情報共有することも増えたそう。

「同世代の女性だと、生理が不規則になったり、経血量に変化があったり、膣環境について気を使い始めた友人も多いです。それぞれ悩みを抱えているので、情報交換できるのは心強いですね。ナプキンやタンポンといった定番以外にも、さまざまな選択肢が増えてきているので、そういったアイテムの情報にも注目しています」

 

CBDオイルは、睡眠のスイッチがわりに

- リラックス効果やストレスの軽減、睡眠導入などで注目されている「CBD」。オイルやグミなどが話題ですが、東原さんもつい最近CBDデビューを果たしたばかり。

 

「不眠に悩んでいることを話したら、知り合いのヘアメイクさんから、CBDオイルとグミをいただきました。寝る前にオイルを飲み物に垂らして飲むと、なんとなくリラックスできて、睡眠のスイッチが入る感じ。オンオフを切り替えることが苦手な私には、ぴったりなアイテムかもしれません」 

「歳を重ねる上で、色々な悩みが出てくるのは仕方がないこと。でも、今は『諦めないでいい方法』もたくさんあると思う」と、東原さん。

取り入れるかは別として「選択肢」を増やしておくことは、とっても大事。30・40代女性が「これから」を考えるとき、きっとフェムテックやストレスケアのアイテムが、心地よい暮らしをサポートしてくれるはず。

 

ポジティブに生きていてもカラダは正直

ストレスケアを考える

- 元々かなりポジティブな性格で「あまりストレスを感じることがなかった」と話す東原さん。しかし、コロナ禍でステイホームが続いたとき、自分でも気づかないうちに「カラダへの大きな負担」が。

 

「撮影が中止になってしまったりして、しばらく家を出なかった時期があったんです。仕事がないので、朝まで漫画を読んだり、動画を観たり。生活リズムはぐちゃぐちゃだけど、自分としてはすごく満喫していたんですよね。でも、そんな生活を続けているうちに、微熱と頭痛、目眩に襲われてしまって」

 コロナ禍ということもあり、PCR検査をしてみるも陰性。医師の診断によると「自律神経の乱れ」が原因だったとのこと。

「すごく生活を楽しんでいたはずなのに、カラダには負担になっていたみたいで。いくらポジティブな性格でも、カラダは正直なんですよね。乱れた生活はカラダに悪影響を与えるのだと、今更ながら実感しました」 

それからは庭で日光浴をしたり、生活リズムを整えて無事回復したとのこと。

「家にいることは苦じゃないけど、時には外に出て日光を浴びることも大事。普段は部屋着で過ごすことが多い分、外出する時は思い切りファッションを楽しみたいですね。春なので、軽やかで華やかなファッションが気分です」

 

ファッションエディター 東原 妙子

TAEKO HIGASIHARA

大学を卒業後、大手銀行に就職。25歳で出版社に転職し、OL誌の編集部で経験を積んだのち、独立。現在は「Marisol」「BAILA」「25ans」をはじめとした女性ファッション誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。ほかにもアパレルブランドのバイイングやコラボ商品の開発など、エディターの枠を超え多岐にわたって活躍中。5.3万人のフォロワーを抱えるインスタグラムでは、本人の私服スタイルも人気。